紳士はあらゆることに長けている。
皆様こんにちは。nakuraです。
4月某日に休暇を利用して1泊のソロキャンプに行ってきました。私はかれこれ暦2年のキャンパーです。キャンプに紳士要素はあるのか?疑問に思ったあなた。『ゆるキャン△』を見たことはあるでしょうか。ゆるキャン△の主人公、志摩リンのおじいちゃん(本名を新城肇しんしろはじめというらしい)は私が理想とする紳士である!と主張したい。口数少なく落ち着いた風貌、そして極めつけの「肉、食うかい」のセリフまごうことなき紳士であります。そして私はゆるキャン△で彼を見た瞬間にキャンプ道具を某ショッピングサイトの買い物かごに入れていたのだ・・・紳士たるものたいていのことは独りで出来なければならない。ソロキャンプにはそれが詰まっていると言っても過言ではないと思います。
ソロキャンプの準備
キャンプの準備と言って道具を準備するのは早計です。まずは場所の確保をしましょう。
- 桜をできれば見たい
- 銭湯or日帰り温泉が近い
- 人が少なくのんびりしたい
今回はこの3点からキャンプ場を検索していました。そして見つけたのが新潟県は麒麟山公園でした。
麒麟山公園はその名の通り麒麟山を一望できる立地であり、徒歩10分ほどで麒麟山温泉があり、キャンプ場で検索してもあまり知られてないような公園でした。これは希望通り…胸が躍ります。キャンプ場によっては予約が必要なところがありますが麒麟山公園は普通の公園と同じで一般に開放されている場所のため予約不要でした。(2022年4月当時)利用者の増加によって状況が変わるかもしれませんので注意しましょう。
そしてやっと道具の準備。道具の準備はできれば前日までに済ませましょう。必要なものがないと困りますので。当日の積載写真はこちら。

- 寝袋
- テント
- テーブル
- グランドシート
- 洗い物用バケツ
- 焚火セット
- 雑道具入れ
- コーヒー道具入れ
今回は積載量を少なめにしてみました。これに着替えやスマホのバッテリー等を持てば準備完了!薪や食料もキャンプ場に行く前に調達しておきましょう。
当日
当日は雲ひとつない快晴、そして初日が金曜日ということもあり、公園には筆者だけ。最高。あいにく桜は蕾でした。次の週に満開だったかな?しかしロケーションは最高です。さっさと設営を済ませて温泉に入りご飯にしましょう。トイレと水道は公園内にありました。トイレは普通の公園のトイレといった感じ。


設営状況はこんな感じです。正面にまみえるのが麒麟山でその間には阿賀野川があります。パップテントが馴染んでて我ながらいい感じだと思います。
温泉
日帰り温泉や銭湯は個人的には欠かせません。異論は認めます。今回は麒麟山公園から徒歩10分ほどの古澤屋という温泉宿に行きました。
日帰り温泉は12時〜15時なので注意しましょう。入浴料は800円。旅館やお風呂はとても綺麗に整備されていました。阿賀野川を見ながらの温泉は格別。何より一人。最高。
夕方〜夜
温泉から戻りやることは一つ。焚き火。火を起こし、火を育て、眺める。そのためにキャンプを始めたといっても過言ではない。ということで焚き火台を組み立てます。麒麟山公園は地面が黒くなっているところや、かまどがあり直火でできそうではありましたが、筆者はビビリのため焚き火台でやります。

画像が散らかってて紳士とは。火がいい感じに安定したらビールです。これこそキャンプの醍醐味!生きてるって感じ。焚き火と語りあいながらご飯を食べ、本でも読みましょう。今回のお供は『満月珈琲店の星詠み』という本です。夜空の下で読むのに最適でした。おすすめです。日が落ちてまわりに誰もいない状況は寂しいですが、孤独を味わうのがソロキャンプです。
睡眠
キャンプでは早起きして朝日を浴びたいので早く入眠したいです。理想では日没就寝、日の出起床です。この日は21時に寝ました。ダウンシュラフの方は30分前には広げて空気を入れましょう。この日は最低気温−1度!ダウンシュラフは優秀なので包まってる間は寒くはありません。
朝
朝は6時に起床しました。鳥のさえずりが目覚しです。朝はコーヒーが欠かせません。チェックアウト時間が決まっているキャンプ場では朝に焚き火をするか迷うところですが、今回時間の制限はありません。火を起こしながらコーヒーをすすり、ご飯を食べながら片付けも意識していきます。8時ごろになると他のキャンパーが増えてきました。土日は混みそうだなと思う次第。ひとしきり楽しんだら場所をあけてあげましょう。こういった配慮も紳士への道。忘れ物チェックをしましょう。特にペグは忘れやすいです。9時に終了。
最後に
本日は紳士の嗜みでキャンプについて1日の行動をまとめてみました。キャンプにはテント設営や火起こし、料理などといった要素がありますが、生き抜く力をつけたり災害対策にも繋がると思っています。いざというときにこれらを難なくこなせると紳士感も出るのではないでしょうか。需要があれば各パートの詳細もまとめてみたいですし、キャンプ用品のレビューもしてみたいと思います。ではまた次回。
本文に載せられなかった写真を下に載せています。










